国際セクションに必要な学力の目安

以下に、日本国際セクションへの入学・編入に必要な学力の目安を学年別にまとめました。
子どもたちが入学後の学習で求められる言語能力について、理解力、口頭表現力、文章表現力などの分野別に紹介しています。入学をご検討の際にはぜひご確認ください。

幼稚部・中等部

幼稚部

  • 簡単な指示と短いお話の内容が理解できる。
  • 日常生活でよく使われる単語が理解できる。
  • 自分の家族や家庭生活について話すことができる。
  • 自分のしたいことや気持ちを表現することができる。
  • (全部ではなくとも)平仮名が読める(新GS生向け)

新CP

  • 様々な指示と物語の内容が理解できる。
  • 日常生活に関する会話の受け答えができる。
  • 自分の生活、希望、感情、考えていることが表現できる。
  • 大部分の平仮名が読めて書ける。

新CE1、CE2

  • 複雑な指示がわかる。様々なテーマに関する長めの物語や情報が理解できる。
  • 話す相手によって、丁寧な言葉で話すことができる。
  • 自分の生活、希望、感情、考えていることが表現できる。
  • 自己表現ができ、相手に自分の思いや考えを伝えられる。
  • 平仮名と片仮名で書かれた単語が読めて書ける。
  • 文部科学省が定める常用漢字リストにある、現在の学年で習得すべき漢字の言葉が読めて書ける。
  • 決められたテーマに沿って短い文章を書く。 

新CM1、CM2

  • 複雑な指示がわかる。様々なテーマに関する物語や資料、情報が理解できる。
  • 話す相手によって、丁寧な言葉で話すことができる。
  • 自分の生活、希望、感情、考えていることが表現できる。
  • 自分の考えを筋道立てて、論理的に伝えることができる。
  • 平仮名と片仮名で書かれた単語が読めて書ける。
  • 文部科学省が定める常用漢字リストにある、現在の学年で習得すべき漢字の言葉が読めて書ける。
  • 様々なタイプの長い文章が読め、内容が理解できる。
  • 長い文章を筋道立てて書くことができる。

中等部

6ème

国語科

  • 文章を読んで理解したことにもとづいて、自分の考えを口頭・筆記でまとめることができる。
  • 目的に応じて、文章と図表などを結び付けて、必要な情報を見つけたり、論の効果的な進め方を考えることができる。
  • 文章を事実と感想、意見などに整理することができる。
  • 文章の要旨を作成することができる。
  • 資料を活用するなどして、自分の考えが効果的に伝わるように工夫することができる。
  • 話し手の目的や自分が聞こうとする意図に応じて、話し手の考えと比較しながら自分の考えをまとめることができる。
  • 互いの立場や意図を明確にしながら、計画的に話し合い、考えを広げたりまとめることができる。

社会科

  • 様々な資料(地図、写真、絵、表、グラフ等)を見て、必要な情報が読み取れる。
  • 日本の地理に関して、基本的なことがわかる(地方名、都道府県名、都市名、海流名、気候名等)。
  • 縄文時代~平安時代初期までに起こった主な出来事、基本的な用語がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 歴史的事実・現象について、原因と結果がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習と発表資料の作成、口頭発表ができる。

5ème

国語科

  • 文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして自分の考えを口頭・筆記で述べること
  • 目的に応じて、必要な情報に着目して要約したり、各場面について内容の解釈ができる
  • 根拠を明確にしながら、自分の考えが伝わる文章になるように工夫ができる。
  • 書く内容の中心が明確になるように、段落の役割などを意識して文章の構成や展開を考えられる。
  • 自分の考えや根拠が明確になるように、話の事実関係、話の中心部分で補足的な部分とに気をつけながら、
  • 自分の考えや意見を口頭・筆記で伝えられる

社会科

  • 様々な資料(地図、写真、絵、表、グラフ等)を見て、必要な情報が読み取れる。
  • 平安時代中期~江戸時代初期までに起こった主な出来事、基本的な用語がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 歴史的事実・現象について、原因と結果がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習とレポートの作成ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習と発表資料の作成、口頭発表ができる。

4ème

国語科

  • 観点を明確にして、文章を比較し、文章の構成や論理の展開、表現の効果について考えられる。
  • 目的に応じて複数の情報を整理しながら、内容を理解することができる。
  • 根拠の適切さを考えて説明や具体例を加えたり、表現の効果を考えて、自分の考えが伝わる文章になるように工夫できる。
  • 読み手の立場に立って、表現の効果などを確かめて、文章を整えることができる。
  • 論理の展開に注意して聞き、話し手の考えと比較しながら自分の考えをまとめられる。
  • 互いの立場や考えを尊重しながら話し合い、結論を導くために考えをまとめることができる。
  • 自分の立場や考えが明確になるように、根拠の適切さや論理の展開などに注意して、話の構成を工夫することができる。

社会科

  • 様々な資料(地図、写真、絵、表、グラフ等)を見て、必要な情報が読み取れる。
  • 江戸時代中期~明治時代までに起こった主な出来事、基本的な用語がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 歴史的事実・現象について、原因と結果がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習と小論文の作成ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習と発表資料の作成、口頭発表ができる。

3ème

国語科

  • 文章を批判的に読みながら、文章に表れているものの見方や考え方について考えられる。
  • 文章の種類を踏まえて、論理や物語の展開の仕方などを捉えることができる。
  • 文章の種類を選択し、多様な読み手を説得できるように論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫することができる。
  • 表現の仕方を変えたり、資料を適切に引用したりするなど、自分の考えがわかりやすく伝わる文章になるように工夫ができる。
  • 自分の立場や考えを明確にし、相手を説得できるように論理の展開などを考えて話の構成を工夫することができる。
  • 場の状況に応じて言葉を選ぶなど、自分の考えを分かりやすく伝えることができる。

社会科

  • 様々な資料(地図、写真、絵、表、グラフ等)を見て、必要な情報が読み取れる。
  • 大正時代~現代までに起こった主な出来事、基本的な用語がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 歴史的事実・現象について、原因と結果がわかり、口頭・筆記で説明ができる。
  • 与えられたテーマについて、調べ学習と小論文の作成ができる。
  • DNBIに向けて、作成した小論文をもとに何も見ずに10分間で口頭発表・質疑応答を行うことができる。